愛すべきオジサン みーちゃん(仮名)

  • 知的障害者に対するイメージはどんなものですか?

 

そもそもイメージできるほどその方たちとかかわった事がありますか?

私は以前、知的障害者の施設で職員として働いていました。

そこに勤める以前の私の知的障害者のイメージはといいますと・・・

まず呼び方が「精神薄弱者」そういう今考えるとひどい名前でよばれていた時代でした。

「精神が薄弱」なんてもし自分が言われたら傷つきますね。その点「障害」という言葉には、「自分ですき好んだわけではないが、仕方のない理由があってこの状態になっている」というニュアンスを含んでいるように思います。

また、かつての知的障害者のみならず、社会福祉の根底にあった考え方は、これも今からすればショッキングな言い方ですが、「社会と隔離させる」方向だったといえます。なかにはそうであってはならないと頑張っておられた先達も大勢いらっしゃいますが、世の中の大きな流れとしてはそういったことがいえたと思います。

日本でも郊外に障害者などを実質隔離する「コロニー」とよばれる大規模施設が多数造成されました。

以上の結果、私を含め、おそらく大多数の人は、障害を持った方との接点は皆無に等しいのではないかと思います。

 

  • 得体のしれない物ほど恐ろしいものはない

 

現在は「ノーマライゼーション」という考え方のもと、改善されつつあるのですが、この「関わったことがないから」という理由で、障害者の方の事がなにもわからず・・・人間、いや動物すべてに言えますが、得体のしれない物ほど恐ろしいものはない、という状況になっているのではないでしょうか。

そういう私も障害者に対して、何か恐ろしいようなイメージを持っていました。

 

しかし実際に障害者の方たちとかかわってみると、なんにも恐ろしくなんかないんです。

むしろその心の清らかさに元気づけられる毎日でした。

なにしろ、朝施設に出勤すると、50代の男性利用者さんが目ざとく私を発見し、7~80メートルの距離にもかかわらず大きなダミ声で呼ぶんです。

「お~~い!タカちゃ~ん!オレだよ~!みーちゃん(仮名)だよ!おはよう!」

またあるときは他の子供の利用者にしつこくちょっかいを出されて苛立ち、「ほら!いじめるんだよ!タカちゃん怒ってよ!」

 

  • その人に会って本当にうれしいからあいさつをする

 

これが私たちの日常ではどうかというと、「上司だから」「お客様だから」「この人にはしとかなきゃならないから」とか理由があってあいさつしたりします。

方やみーちゃんはその人に会って本当にうれしいからあいさつをする。

こんなに気持ちのいいあいさつは他にありません。

機嫌が悪ければそっぽを向いたりも当たり前ですが(笑)

 

施設職員時代はたくさんの愛すべき障害者の方々とかかわり、今の私の福祉に対する思いの原点になっています。

今回はみーちゃんの事をお話しました。まだまだお話がありますが長くなりますので回をあらためてお話したいと思います。

 石川たかひろ

 

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